グラム陽性菌

 一般的にグラム陽性菌には下記の特徴が存在する

外膜を持たない(グラム陰性菌は細胞膜と外膜の2つの脂質膜に包まれている)
厚いペプチドグリカン層の存在(グラム陰性菌はペプチドグリカン層が薄い)

グラム染色法では、このペプチドグリカンの構造の違いが両者を染め分けている。

グラム陽性細菌という分類は、グラム染色と呼ばれる化学的処理の適用後に細菌が何色に染色されるに基づくものです。グラム陽性細菌はこの手法により青く染まります。

炭疽(たんそ)

ジフテリア菌 Corynebacterium diphteriae

リステリア Listeria monocytogenes

ボツリヌス菌 Clostridium botulinum

破傷風菌 Clostridium tetani

グラム陽性球菌は、以下のような特定の感染症を引き起こします。

黄色ブドウ球菌 Staphylococcus aureus

肺炎球菌 Streptococcus pneumoniae

腸球菌 エンテロコッカス・フェカーリス(Enterococcus faecalis)と

エンテロコッカス・フェシウム(Enterococcus faecium)は、人間の感染症を引き起こすことが最も多い菌種です。

グラム陽性菌の語呂を作ったのでぜひ覚えてください!

テリァ!  陽キャは こっから  クロくなる!

ジフテリア  陽性  ~コッカス クロストリジウム

球菌は英語で~coccusとなるので、その時点でグラム陽性と判断できますね

この部分は暗記が必要なので効率よく覚えてください!

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