1.局所麻酔について
2.抜歯をした後に薬を飲む理由
3.抜歯の時に気を付けたほうがいい薬
抜歯って怖いですよね、、歯を抜く際には麻酔が必須です。さらに抜歯をした後も飲み薬を飲んでいく必要があります。全身の病気のためにお薬を飲んでいる方も多いと思います。お薬の種類によっては抜歯の処置の際に注意が必要な場合もあるので、そちらを解説していきたいと思います。
1.局所麻酔について
局所麻酔を使うことで痛みをなくすことができます。それによって歯を抜いても痛みが無くなります。
副作用としてアナフィラキシーショック、意識障害、痙攣、アレルギー反応などが起こることがありますが極めて頻度としては極めて少ないです。以前に局所麻酔で気分を悪くしたことがある場合は、アレルギー検査などを行い、慎重に投与していくことがあります。
局所麻酔は注射の針を歯茎や歯茎と頬の境目などに刺して薬液を注入していきます。場合によっては何か所かに針を刺すこともあります。はじめはチクッとしてだんだん重い感じになっていきます。薬液を入れた後、少し時間をおいて麻酔を効かせてから処置をやっていきます。
2.抜歯をした後に薬を飲む理由
抜歯をした後は歯茎に傷口ができます。抜歯をした直後は傷口がむき出しの状態となり、そこから細菌が侵入して細菌感染を起こす可能性があります。
この細菌感染を防ぐために細菌感染のためのお薬を飲んで頂く必要があります。
それと、処置をする上で麻酔を使うんですが、時間が経つと麻酔の効き目が弱くなり、抜歯をした痛みが診療が終わってから出てくる可能性があります。
そのため痛み止めのお薬を飲んで頂く必要もあります。
3.抜歯の時に気を付けたほうがいい薬
特に高齢者の方なんですが、全身の病気の治療のためにお薬を多く飲まれてる方は多いと思います。そのような方は抜歯をする際に気をつけていく必要があります。
抜歯で気をつけた方がいい全身疾患は以下です。
骨粗鬆症、心房細動、脳梗塞の既往ありの場合です。
骨粗鬆薬
血液をサラサラにする薬
エリキュース錠(心房細動の脳梗塞を予防する薬)
を服用しているときは抜歯は注意してください
ロキソニン(痛み止め)
サワシリン(抗菌薬 感染症を防ぐ)
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