専門家向け

臨床 初心者

クラウンの除去に時間がかかりすぎる

クラウンと支台歯の境界が明確になっていないのかもしれません.分割は浅 すぎても深すぎても上手くいきません.セメント層を確認し,できるだけク ラウンだけを切断するように,頬舌的に分割しましょう. ⑪臨床のポイント 日常臨床でクラウンを除去する...
臨床 初心者

歯内治療中ですが,排膿が続いています.保存できるか

排膿が続いている理由は大きく二つです.どこかに取り除けていない細菌感 染がある.もしくはどこかに感染のルートがある. ⑪臨床のポイント 根管治療を適切に行っているにもかかわらず,根管内の排膿がとまらない,腫脹が消えな い.というような症例で...
臨床 初心者

根管拡大をしているとすぐに目詰まりしてなかなか進まない

根管上部の事前拡大と再帰ファイリングを組み合わせた根管洗浄を頻回に行 うことによって,切削片の目詰まりやその溢出による術後の不快症状が予防 されます. ⑪臨床のボイント 根管拡大中の目詰まりは,ファイリングによってできる象牙質切削片が根尖部...
臨床 初心者

ガッタパーチャポイントの除去ができない

ガッタパーチヤポイントを除去するために開発された様々な器具がありま す.自分に合った器具を選択し,組み合わせて使用することで効率を上げら れます. ⑪臨床のポイント ガッタパーチャポイントの除去は誰にとっても決して簡単ではありません.これを...
臨床 初心者

歯冠が崩壊しておりラバーダム装着できません.

歯内療法においてラバーダム装着ができない歯は,保存不可能と診断されま す.隔壁を作製し,ラバーダム装着ができる状態にしましょう. ⑪臨床のポイント 歯内療法においては,診査ののち予後判定を行いますが、根尖病変の大きさだけではなく 残存歯質量...
臨床 初心者

根管長をEMRで測定していますが,反応が不安定です.どうしたら良いですか.

⑪臨床のポイント 根管治療を行う際は,根管長の測定および作業長の決定が,根管治療の予後を左右するた め大変重要な手順になります.近年,正確な根管長を測定するため,電気的根管長測定器を 使用する方法が第一選択となっていますが,正しい使用法を知...
臨床 初心者

抜髄の際に髄室に穿通し出血しましたが,根管口がわからない

歯冠部の歯髄を確実に取り除くことが重要 臨床のポイント 抜髄の際にようやく髄室まで穿通したものの,果たして本当に適切に髄室まで達している のか,もしかすると髄床底あるいはパーフォレーション(穿孔)しているのではない かと,不安になってしまう...
臨床 初心者

齪蝕が深く,IPCの適応と判断しました.齪蝕の除去はどこまでやれば良いか

. 齪蝕感染象牙質の切削除去を続けると,露髄のリスクがあると主観的に判断 した時点で,感染象牙質を残したまま切削をストップします. ⑪IPC(暫間的間接覆髄法) IPCは通称で,学術的には「暫間的間接覆髄法」です. ②IPCの臨床的有用性 ...
臨床 初心者

う蝕により抜髄を始めた.今日どこまでやるか.

(複根管,彎曲根管などで時間のかかる抜髄への対応) 今日どこまでやるかは,局所麻酔の効き具合,症例の難易度,診療時間によ り異なります. 処置中に判断するのではなく,事前に問診,口腔内診査,画 像所見,診療時間からある程度決めておくようにし...
臨床 初心者

検知液を使いながら齪蝕を除去していますがなかなか終わりません.

それは,検知液を使用するタイミングが早過ぎるためかもしれません.実質 欠損の大きさやエックス線写真を事前に確認し,硬さなどを指標に罹患象牙 質外居をおおまかに除去した後に検知液による染色を行いましょう. ⑪臨床のポイント 齪蝕は.最もメジャ...